適性検査をラクラククリア！

適性検査はいろいろあるようです。
適性検査をラクラククリアするために、Y-G性格検査についても知っておきましょう。

適性検査のなかでＹ-G性格検査は新卒採用時や配置転換や昇格など、人事管理にも活用されているようです。
Ｙ-G性格検査は正式な名称を「矢田部・ギルフォード性格検査」といいます。
アメリカのＪ.Ｐ.Guilfordが考案した検査に基づいて、矢田部達郎氏らが日本向けに研究開発した「質問紙法」を用いた性格検査です。

Ｙ-G性格検査は、検査者が質問を読み上げ、受検者に強制的に回答させる方法を用いて行われるようです。
検査時間は約30分で、検査用紙と筆記用具があれば簡単に実施できるものです。
この質問紙法は受験者が質問を読んで回答するよりも、受検者の性格を引き出すのに正確であるとされているそうです。

Ｙ-G性格検査の内容としては、個人の特性を12種類に分類し、その特性ごとに10問ずつ合計120の質問項目から構成されます。
例えば「人の世話が好きである」という質問に、「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3つの選択肢から合うものを選び、回答欄に印刷された○印、△印をなぞって回答するというものです。

このような質問の回答が数字化され、A.平均型、B.不安定積極型、C.安定消極型、D.安定積極型、E.不安定消極型の5つのタイプに分類されます。
当てはまらない場合には、準型、混合型と判定されます。

Y-G性格検査は、情緒の特性や人間関係の特性、行動の特性、知覚の特性などが判断できるものです。
適性検査のY-G性格検査は簡単に実施できるというメリットがありますが、受検者が回答を故意に歪曲できるというデメリットがあります。